このニュースを目にして、正直、胸がザワつきました。
「BMSG」といえば、オーディションを軸に才能を世に出し、若いアーティストの背中を押してきた場所。
そこを率いるSKY-HI（日高光啓）さんに「未成年の女性アイドル（17）を深夜に自宅へ呼んでいた」という報道が出たのですから、驚かない人のほうが少ないと思います。
参照：NEWSポストセブン
報道内容まとめ
まず、今回の報道についてまとめておきます。
今回の報道でポイントになるのは、相手が「未成年」であること、そして「深夜」という時間帯。
たとえ内容が“仕事相談”に近いものだったとしても、芸能・音楽の世界は立場の差が大きく、誤解や不信、そして何より安全面のリスクが跳ね上がります。
そして今回、この「まずいポイント」を、BMSG側もかなり明確な言葉で認めています。
【BMSGの公式声明】
BMSGは公式サイトで声明を出し、報道で指摘された件について謝罪しています。
内容としては、
・相手方保護者の承諾を得ていたと認識していた
・とはいえ、未成年に対して不適切な時間帯に面会するなど「一般社会の常識とは乖離した軽率な行動」だった
・再発防止としてコンプライアンス意識の徹底と信頼回復に努める
というもの。
ここまで「常識とは乖離」「軽率」と言い切るのは、炎上を恐れて言葉を濁しがちな声明としては、正直かなり重い表現だと感じました。
参照：BMSG
「保護者の承諾がある認識だった」という一文も、言い訳っぽくなるのに、それでも書いた。
つまり、そこは“言い逃れ”ではなく、経緯として説明しなければいけない事情がある、とBMSGが判断したのだと思います。
【SKY-HI本人の回答も「適切ではない」と認めている】
さらに報道には、SKY-HIさん本人の文書回答が掲載されており、その中で
・未成年の方と夜中に会って話をすること自体が「やってはならない」
・「適切とは言えません」「猛省しております」
といった趣旨の発言が確認できます。
ここは、言葉として相当はっきりしてますね。
参照： NEWSポストセブン
ありがちな“誤解です”一本槍ではなく、「誤解を招く」どころか、「そもそも行為として不適切だった」と本人側が認めている。
だから、ファンの側もとりあえず話を聞こうじゃないか、というスタンスを取りやすいのでは、と思いますね。
未成年アイドルとの出会いについて
- 2023年の夏頃、SKY-HIさんがDMにて当時高校1年生だった女性アイドルA（今回の当事者）に連絡をする
- SKY-HIさんの自宅兼スタジオで複数回会う
- 会う時間は23時以降が多く、深夜1時になることも。
- 2025年まで面会は続いていた
SKY-HIと女性アイドルとのLINEメッセージの内容
メッセージの内容は以下。
- 「次のチャンス明日だったよね？？」
- 「お風呂入っちゃうから、24時着くらいで良い?」
- 「かわいすぎる死ぬ」「タイプすぎて辛いまである」
この内容の受け取り方はみなさんいおまかせします…
両親の対応
母親
- 最初はSKY-HIさんからのDMに対して2人で喜んでいた
- 自宅に呼ばれる理由はダンスレッスンと聞いていた
- 1年ほど前から帰りが遅いことを心配するようになった
- 娘に「もう会わないように」と言っていた
- しかし、コントロールできなかった
「私は許していない」と感情をあらわにしていました。
父親
- 送り迎えしたことがある
- 保護者に確認は取られていた
さらに、両親ともに事前に把握し了承していたと文書が送られていました。
母親との温度差が気になる対応でしたね。
条例違反の可能性
青少年保護育成条例における「深夜」は23時以降のことを指します。
参照：警視庁
つまり、条例違反にあたる可能性は十分にあるわけですね。
ただ、今回は保護者にも責任がある可能性も十分あります。
保護者の責任として、保護者も18歳未満の子どもを深夜に外出させないよう努めなければならない、というものがあります。
今回だと送迎が毎回行われていたわけではない点などが問題のようですね。
なぜ「保護者承諾の認識」があっても、ここまで問題になるのか
BMSGの声明は「保護者の承諾を得ていたと認識していた」としつつ、それでも「一般社会の常識とは乖離」と断じています。
それはつまり、たぶんこういうことです。
・承諾の有無だけでは、未成年との接触の適切性は担保できない
・時間帯、場所（自宅）、関係性（社長／プロデューサーと、売り出し中の若年アイドル）の構造が、すでに危険
・外から見たときに「健全な距離」が保たれていると説明しづらい
つまり、「実際に何をしたか」以前に、「そういう構図を作ってしまった時点でアウト」なんです。
これは一般社会でもそうですが、芸能界はもっと厳しい。
本人に悪意がなくても、「相談に乗ってあげたい」「才能があるから手助けしたい」という気持ちが、一線を超えてしまうケースはあり得ます。
だから会社としては「良い人かどうか」ではなく「仕組みで起きないようにする」しかない。
BMSGがコンプライアンス徹底を明言したのは、その方向に舵を切る宣言だと受け取りました。
未成年女性アイドルは誰？
現時点で女性アイドルAさんが誰なのかは判明していません。
分かっているのは
- 現役高校生(報道時)
- アイドルなどの芸能活動をしている
- 個人事務所に所属(母親が代表)
- BMSGのオーディションに憧れていた
という情報だけです。
未成年、ということもあるので公表されることはなさそうですけどね…
過去にも「軽率さ」と「ファンの感情」に触れたことがある
今回の件とは別ですが、SKY-HIさんは2019年にSNS上の投稿（いわゆる「ベッド動画」騒動）で炎上した際、自身のブログで経緯説明と反省を書いています。
そこでは、企画としての意図があったこと、強い気持ちで応援しているファンほど傷つけてしまったことへの「猛省」、そして「事実関係のない炎上もあった」と述べたうえで、関係者に対して「そっとしてあげてほしい」といった趣旨も書いています。
参照： SKY-HIオフィシャルブログ
私はこのブログを読み返して、「ファンの気持ちを巻き込んでしまう怖さ」を本人が理解している人なんだな、とは思いました。
だからこそ、今回の深夜面会の件も、もっと早い段階で「一線」を引けなかったのか、という残念さが残ります。
最近、BMSGで不祥事起きてますし、STAR GROWのデビューだって控えているだけになおさらですね…
SKY-HIのプロフィールと恋愛遍歴
・本名：日高光啓（ひだか みつひろ）
・生年月日：1986年12月12日
・出身：千葉県（市川市として紹介されることも多いです）
・身長：173cm／血液型：O型
2005年にAAAのメンバーとしてデビューし、同時期からソロ名義「SKY-HI」としても活動。
2020年にマネジメント／レーベル「BMSG」を立ち上げ、代表取締役CEOに就任。さらにオーディション「THE FIRST」を主催し、BE:FIRSTを世に送り出しました。
SKY-HIの好きなタイプ
特に印象的なのはananの発言で、
「付き合う＝結婚も視野」
「交際する前に相手をちゃんと知りたい」
「惹かれるのは、自分にウソのない人」
とのこと。
参照：ananweb
もう一つ、non-noのインタビュー。
理想のデートとして「公園とか自然を感じられる場所」「“思い出作り”に追われるより、お互いへの意識を大事にしたい」と話しています。
派手な演出より、相手と向き合う時間が欲しい人なんでしょうね。
参照：non-no web
私の感想としては、SKY-HIさんの「好きなタイプ」って、見た目の条件を並べる感じじゃなくて
・ウソがない
・無理に良く見せない
・関係を始めるなら慎重に
・記念日だけはちょっと特別でもいいけど、日常は“自然体”
という感じに受け取りました。
本来は恋愛も仕事も、根っこに「誠実さ」と「長期目線」がある人だなと感じます。
SKY-HIは結婚してる？現在の彼女は？
結婚はしてなさそうです。
では「彼女」ですが、報道として大きく出たものは2016年の熱愛報道が代表的でしょう。
■元カノ：2016年「Silent Siren 黒坂優香子さん」との熱愛報道
2016年9月に、AAAの日高光啓さんとSilent Sirenの黒坂優香子さん（ゆかるん）の熱愛が報じられています。
事務所が「プライベートのことは本人に任せています」と回答した旨が書かれており、否定はしていません。
参照：nikkansports.com
SKY-HIの歴代彼女
歴代彼女として噂になっているのは
・月乃のあ
・伊藤千晃
・宇野実彩子
の3名。
今回は蛇足になってしまうので、詳細は割愛しますが、いずれにしても現在の彼女である、というのはないみたいですね。
SKY-HIは「ゲイ？」
結論から申し上げて、SKY-HIさんが「自分はゲイだ」とセクシュアリティを公表した、という情報はありません。
一方で、AAAの與真司郎さんが同性愛者であることを公表した際、SKY-HIさんがInstagramストーリーズで「尊敬している」「誇りに思う」「いつも応援している」といった趣旨の温かい言葉を送ったことはあります。
また、インタビューで「人をカテゴライズしたりラベリングしたりする行為」への違和感を語っており、ラベルで人を決めつけること自体に距離を置く姿勢も見えます。
参照：好書好日
こういったところから「ゲイなのでは？」という噂に繋がったのでしょう。
ただ、まず、「LGBTQ+への理解や支持を示す発言」と「本人が当事者であるかどうか」は別問題です。
SKY-HIさんの場合、與さんへの支持表明は確認できますが、それを根拠に本人のセクシュアリティを推測するのは論理が飛躍しすぎです。
根拠として言えるのは「他者のカミングアウトに敬意を示した」「ラベリングを嫌う価値観を語った」という点まででです。
まとめ
個人的にBMSGはビル推しなので、この報道を見たときはめちゃくちゃびっくりしたと同時に、「頼むよ」という気持ちでいっぱいになりました。
STAR GROWのデビューもそうですが、MAZZELだってやっと見つかり始めているのに…
幸い、適当にやり過ごそうとはしていないのは伝わるので、なんとか挽回してほしいです！！
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